音声パソコンは PC-Talkerが画面表示内容を読み上げてくれて、キーボード操作を支援してくれます。ここでは画面がどのように表示されているかをイメージします。
Windowsでは画面全体をデスクトップと言います。机を真上から見た形で、机の上には時計やカレンダーが並んでいます。
机の上で仕事を始めるときは、引き出しから筆記具や電卓を取り出して、机の上に置きます。Windowsではプログラムを起動するとWindowが開きます。その結果、画面上の仮想の机に仮想の窓が表示されます。
ネット検索をするときは「ネットリーダー」を起動すると、そのWindowが作られて、デスクトップ上に表示されます。途中でメールのやり取りをしたいときは、「マイメール」を起動すると、同様にWindowが作られます。同時に複数の窓が表示できるので、Windowsです。
机の上には時計やカレンダーのほかに、なぜか窓やごみ箱があります。ですので、デスクトップは書斎に例えても良いと思います。なお、ごみ箱は削除したファイルを入れておくフォルダです。
見方を変えて、机の向こうに壁があり、プログラムを起動すると壁に窓が組み込まれる。このようにイメージすることもできます。実際、デスクトップには壁紙や背景を設定して表示することができます。
このように、Windowsでは画面上に仮想の世界が広がります。
プログラムは「マイスタートメニュー」から起動します。「マイスタートメニュー」もプログラムです。
キーボードのWindowsキーを押すと「マイスタートメニュー」が起動されて、デスクトップ上にWindowとして表示されます。
マイスタートメニューはすべてのプログラムが一覧表示されていて、その中から、マイメールやマイブック等を選択して起動します。また、よく使うプログラムは一覧表の先頭に表示させることが可能です。
「マイスタートメニュー」はPC-Talkerと同じ、高知システム開発のソフトです。
「マイスタートメニュー」は単に「マイスタート」と呼ぶことがあります。
「マイスタートメニュー」の操作方法は PC-Talker・超入門 のページでご確認ください。
「マイスタートメニュー」や「マイメール」はアプリケーションプログラムです。通常は単にプログラム、またはアプリと呼びます。
Windowsはシステムプログラムです。OS(オペレーティングシステム)とも言います。
これらのプログラムは連携して動いています。そして、音声パソコンではPC-Talkerも加わって連携し、音声ガイドをしてくれます。
パソコンは電源を入れるだけでは何もやってくれません。パソコンに対して指令を出すと、プログラムが連携して動きます。
指令は英語でコマンドです。コマンドはマウス操作またはキーボード操作で発行しますが、キーボード操作だけの場合はショートカットキーを多用します。
ショートカットキーとは、例えばCtrlキーを押しながら別のキーを押すことです。またはCtrlキーとAltキーを同時に押しながら別のキーを押すこともあります。
文章に書くときは[Ctrl+X]キーを押す、とか[Ctrl+Alt+X]キーを押す、のように書きます。
デスクトップ上には、常に現在時刻が表示されていて、見えていればすぐにわかります。
ショートカットキーで[Ctrl+Alt+8]キーを押して指令を出すと、PC-Talkerが指令を受け取ります。PC-TalkerはWindowsに現在時刻を問い合わせて、音声で教えてくれます。
ショートカットキーで[Alt+F4]キーを押して指令を出すと、Windowsが指令を受け取ります。Windowsは使用中のアプリを終了させます。今は押さないでください。今押すと、閲覧中のブラウザアプリが終了します。使用中のアプリがないときはWindowsが終了します。
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