3.Team Viewer

TeamViewerを利用するとデスクトップ画面を共有して遠隔操作ができます。自分の画面を支援する人に見てもらい、トラブル時の問題解決が遠隔操作で支援してもらえます。

 

TeamViewerは通話や会議をすることもできます。しかし、マイクを有効にするにはマウス操作が必要です。マイクからの音声とPC-Talkerの音声が重なった時にどうなるかは確認していません。通話は電話またはスマホの通話アプリでお願いします。長電話になるので電話代を気にしながら運用してください。

 

2022年現在、サポートする側から通話の制御ができるようになりました。 TeamViewerだけで、通話と画面共有をすることができます。

 

TeamViewer の入手

TeamViewerとTeamViewerQSの2種類のアプリがあります。TeamViewerはダウンロードとインストールをすると、支援することと支援を受けることができます。TeamViewerQSは支援を受ける事だけができます。ダウンロードして好みの場所に保存して使用します。インストールは不要です。

 

TeamViewerで遠隔支援を受ける人はTeamViewerQSを使用します。下記のリンクからダウンロードすると、数秒でダウンロードフォルダに保存されます。音声ガイドはありません。インストールする必要はありません。マイファイルまたはエクスプローラーでファイルを開くと起動されます。QSはQuickSupportです。

TeamViewerQS を直接ダウンロード

 

遠隔操作で支援をする人はTeamViewerを使用します。下記のリンクからダウンロードすると、数秒でダウンロードフォルダに保存されます。音声ガイドはありません。インストールするときは個人利用と商用利用が選択できます。個人利用は無料です。お試しだけならインストールしなくても利用できます。

TeamViewer を直接ダウンロード

 

遠隔支援をするTeamViewerで支援を受けることもできます。支援する場合はパートナーID欄に相手の使用中IDを入力します。支援を受ける場合は自分の使用中IDとパスワードを相手に伝えます。

TeamViewer ホームページ

 

遠隔支援の手順例

TeamViewerによる遠隔支援の手順例です。サポート開始日時が事前に決まっている場合です。

 

手順1:ユーザーさん

・開始5分前に、マイファイルからTeamViewerQSを起動します。

・ユーザーアカウント制御の画面が表示されるので、Tabキーを数回押して「はい」でエンター。

・Tabキーを5回押し、画面上を一巡して項目を確認します。

・使用中のIDとパスワードを確認したら、メールに貼り付けてサポーターに送ります。電話で伝えることもできるが、メール等のテキストで伝えるほうが正確です。

・IDは半角数字で10文字です。固定番号です。

・パスワードは半角英数小文字で8文字です。パスワードは起動するたびに毎回変わります。

・開始時刻になったら電話します。またはFaceTime等で呼び出します。

 

手順2:サポーター

・TeamViewerを起動します。受信したメールを確認します。

・パートナーID欄に相手のIDを入力してエンターキーを押します。または接続ボタンをクリックします。

・パスワードを入力してエンターキーを押します。またはログオンボタンをクリックします。

 

手順3:二人

・ユーザーさんのデスクトップ画面は背景が真っ黒になります。通信負荷削減。

・ユーザーさんのデスクトップ画面がサポーターのデスクトップにウインドウ表示されます。

・ユーザーさんのデスクトップ画面を二人が操作できます。

 

手順4:サポーター

<キーボード操作での終了>

・Alt+TabキーでTeamViewerに切り替えます。

・Tabキーを数回押して、IDとパスワードがあることを確認します。

・Tabキーを数回押して、『キャンセルのプッシュボタン確認』でエンターを押すと終了です。

注1:支援する側ではなくユーザーさんの画面上で終了操作をします。

注2:終了操作はユーザーさんにやってもらっても良いです。

注3:『キャンセルのプッシュボタン確認』と『プッシュボタン確認』があるので間違えないでください。

  

<マウス操作での終了>

・TeamViewerのウインドウ上部中央にツールバーがあります。

・終了時はツールバーの左端にある[X]をクリックします。

注4:支援する側の画面上で終了操作をします。

注5:ウインドウ右上にある[X]はクリックしない。

 

手順5:ユーザーさん

・広告画面が残っています。メニューバーがないのでAlt+F4キーで終了します。

 

手順6:サポーター

・デスクトップ上に残ったウインドウを確認して終了操作をします。

 

注11:マイクはオフになっています。キーボード操作でのオンオフはできません。

注12:会話は電話またはFaceTime等で行います。

2022年現在、サポートする側から通話の制御ができるようになりました。 TeamViewerだけで、通話と画面共有をすることができます。