視覚障害者がパソコン操作をするときは、音声ガイドを利用して、キーボード操作をします。音声ガイドソフトはスクリーンリーダーと言い、画面表示内容を読み上げてくれます。また、キーボード入力の結果や、処理の進行状況、等も読み上げてくれます。
このような音声ガイド付きのパソコンを『音声パソコン』と呼びます。マウス操作や音声入力もできますが、基本はキーボード入力です。
音声ガイドソフトは、この講座では高知システム開発から発売されている『PC-Talker』です。
高知システム開発のソフトには、メールソフトの『マイメール』や、読書支援ソフトの『マイブック』等があり、『PC-Talker』の音声ガイドと連携して使用します。エクセルやワードも『PC-Talker』と連携します。
このホームページは指導者または支援者向けに作成したものですが、指導や支援を受けた人が復習や自習で利用することもできます。
ここからは『音声パソコン』で、最初にキーボード入力を学習します。キーボードのキー配列を確認し、その次に文字入力の学習をします。
文字入力の学習ソフトは「キーボードガイド」と「好みのタイプ」を使用します。
「キーボードガイド」はサポーターの説明を聞きながら、すべてのキーの配置が確認できます。
「好みのタイプ」は音声ガイドに従い、かな入力またはローマ字入力による日本語入力の自習ができます。
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