キーボードのキー配列

パソコンのキーボードにはいろいろな種類がありますが、ここでは 109 キーボードについて学習します。

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109 キーボードは縦が約15センチと、横が約45センチのボード(板)に、109個のキーが並んでいます。一般的にはデスクトップパソコンのUSBポートに接続しますが、ノートパソコンのUSBポートに接続することもできます。ノートパソコンのキーボードはメーカーが異なると、配列も少し異なります。マイキーボードを持っていれば、ノートパソコンを買い替えた時も、慌てることがありません。

 

ここで学習するのは標準的なキーボードの場合です。中には109個より少ないか多い場合があります。また、キーの配列が少し違う場合があります。

 

ボード(板)の上は約2センチ角のマス目が縦方向に7マスと、横方向に24マスがあり、全部で168個のマス目があると思ってください。縦方向は7マスありますが、上から2段目のマス目はすっぽりと抜けているので、6段で144個のマス目があると思っても良いと思います。

 

そこに109個のキーが並んでいます。約90個のキーは1マスに1個のキーが配置されていますが、約20個のキーは縦長や、横長になっています。例えばスペースキーは縦が1マスで、横が4マスの横長です。そのほかにも縦が2マスや横が1.5マスなどのキーがあります。

 

109キーボードは横幅が約45センチで、大きく3つの島に分かれています。

左側の約30センチ幅の中に大きな島があり、右側の約15センチ幅の中に2つの小島があります。

仮に、大島、左小島、右小島と表記します。右小島は電卓と似ていて通常はテンキーと呼びます。 

 

大島のキー配列

ここからは縦マスを段、横マスを列と呼びます。大島は縦6段と、横15列があります。

大島の中央部には英数字キーと、プラス、マイナス、ピリオド、等の記号キーが約50個あります。

その周辺には下記に示す約30個の特殊キーが並んでいます。

 

大島の左上端のキーは Escキーです。Escキーから右方向にはファンクションキーがあります。

ファンクションキーは F1キーから F12キーまでが、4個づつ3グループにまとまっています。

12個がつながっている場合もあります。F12キーは大島の右上端です。

 

大島の左上端は Escキーです。下方向に進むと、少し隙間があって、2段目から6段目は半角全角キー、Tabキー、CapsLockキー、Shiftキー、Ctrlキーの5個のキーがあります。

これらのキーは今すぐ覚える必要はありません。キーの名前や使い方はこれから少しづつ説明します。

 

大島の左下端は Ctrlキーです。右方向に進むと、 Ctrlキー、Windowsキー、Altキー、無変換キー、スペースキーの5個のキーがあります。

スペースキーを挟んで右側には変換キー、カタカナ ひらがなキー、Altキー、Windowsキー、アプリケーションキー、Ctrlキーの6個のキーがあります。Windowsキーが無くて、5個の場合もあります。

 

Ctrlキー、Windowsキー、Altキー、はスペースキーの左右にあります。

Windowsキーは Windows ロゴキーとか Winキーと言うことがあります。

 

大島の右上端は F12キーです。下方向に進むと、少し隙間があって、2段目から6段目は BackSpaceキー、Enterキー、Shiftキー、Ctrlキーの4個のキーがあります。

Enterキーは頻繁に使う重要なキーなので大きいです。ShiftキーとCtrlキーは右端と左端にあります。

   

小島のキー配列

左小島は5段3列です。キーの数は13個です。

 

左小島が6段の場合は、最上段のキーは左から順にWakeUpキー、Sleepキー、Powerキーです。これらのキーは押さないでください。スリープ状態になったり、電源が切れる場合があります。

 

最下段の中央は下矢印キーがあり、その左側に左矢印キー、右側に右矢印キーがあります。

下から2段目は中央に上矢印キーだけがあります。

下から3段目は左から順に、Deleteキー、Endキー、PageDownキーです。

下から4段目は左から順に、Insertキー、Homeキー、PageUpキーです。

下から5段目は左から順に、PrintScreenキー、ScrollRockキー、Pauseキーです。

 

右小島は電卓と似ていて通常はテンキーと呼びます。テンキーは5段4列で、キーの数は17個です。

最上段は左から順に、ナムロックキー、スラッシュキー、アスタリスクキー、マイナスキーの4個のキーがあります。スラッシュは割り算記号で、アスタリスクは掛け算記号です。

 

右端は上から順に、マイナスキー、プラスキー、Enterキーの3個のキーがあります、3個のうちプラスキーとEnterキーは縦長のキーです。

 

最下段は左から順に、数字のゼロキー、ピリオドキー、Enterキーです。ゼロキーは横長のキーです。

ゼロキーの上は左下から右上に向かって1から9までの数字キーがあります。

 

数字キーの配列は電卓と同じで、左下から右上に向かって、0から9の順に並んでいます。

これに対して電話のプッシュボタンは左上から右下に向かって、1から9の順に並び、最後がゼロです。

実は電話のゼロは10です。電話のプッシュボタンは1から10の順に並んでいます。

   

よく使うキー

英数字キー以外でよく使うキーを紹介します。

これらのキーの目的や使い方は別途説明しますが、ここでは名前と位置を覚えてください。

Windowsキー:大島の左下端から2番目。

下矢印キー:左小島の最下段中央。

上矢印キー:下矢印キーの上。

Enterキー:大島の右端。またはテンキーの右下。

Escキー:大島の左上端。

Ctrlキー:大島の左下端。大島の右下端。

Altキー:大島の左下端から3番目。

アプリケーションキー:大島の右下端がCtrlキーで、その左隣。