MyEdit はノートやメモ帳に、メモ書きしたり日記を書いたりするように、どのような文章でも書くことができます。
このようなソフトをテキストエディタと言い、作成した文章をテキストファイルとして保存することができます。
高知システム開発の各種アプリはウインドウの画面構成がほぼ同じです。MyEditの画面構成とファイル保存等の操作方法がわかれば、他のアプリにも応用できます。
ここではテキストの編集方法ではなく、画面構成やファイルの取り扱いについて詳しく学習します。
①
Windowsキーを押すと『マイスタートオープン Internet Explorer』と聞こえます。
②
下矢印キーを数回押して『MyEdit』と聞こえたら、Enterキーを押します。
これでMyEditが起動されます。
MyEditの終了方法はいくつかの方法がありますが、最も基本的な手順を説明します。
①
Altキーを押すとメニューバーに移動して『ファイル(F)トップメニュー』と聞こえます。
②
下矢印キーを押すと、ファイルメニューが開き『新規作成(N) Ctrl+N 新しい文章を作成します』と聞こえます。途中で声質が変わるのは追加の説明で、画面表示されておりません。
③
下矢印キーを10回ほど押すと『終了(X) MyEditを終了します』と聞こえます。
④
Enterキーを押すとMyEditが終了します。
課題1:MyEditの画面構成
課題2:メニューバーの操作
課題3:ダイアログボックスの操作
課題4:新規作成とファイルの保存
課題5:既存ファイルを開く
ここからはHキーを押すたびに課題1、課題2、・・・の順に前進します。移動先ではShift+Hキーを押すと、逆の順に戻ってきます。
MyEditのウインドウは最上段の左端から右端まで、タイトルバーという、細長い横棒があります。
その下に、メニューバーという、細長い横棒があります。
3段目はツールバーです。ツールバーはマウス操作で使用します。
最下段はステータスバーです。
ツールバーとステータスバーの間は編集領域です。テキストや文章の入力と編集ができます。
Ctrl+Alt+1キーを押すと最上段タイトルバーの表示内容が読み上げられます。
Ctrl+Alt+3キーを押すと最下段ステータスバーの表示内容が読み上げられます。
Ctrl+Alt+4キーを押すと2段目メニューバーの表示内容が読み上げられます。
Ctrl+Alt+6キーを押すと3段目ツールバーの表示内容が読み上げられます。
MyEditの起動直後は編集領域で文章入力の新規作成ができます。編集領域の表示内容を読ませる方法は、全文読み、1行読み、1文字読み、等がありますが、ここでは説明を省略します。
文章を編集中にAltキーを押すと編集領域からメニューバーに移動します。メニューバーの上では右矢印キーを押すとメニュー項目を右方向に移動します。
右端まで移動すると、周回して左端に戻ってきます。左矢印キーを押すとて左回りに周回します。
Escキーを押して『メニュークローズ』と聞こえたら編集領域に戻ります。
3段目のツールバーはマウス操作で使用します。メニューバーでできる操作のうち、よく使う操作がマウス操作でできます。
編集領域は文章を入力する場所です。百行でも千行でも入力できます。作成した文書は巻物のようになっており、編集領域にはそのうちの一部が表示されています。
上下矢印キーを押すと巻物が上下にスクロールされて、表示位置と編集可能位置が移動します。
マイスタートメニューからMyEdit を起動してください。
メニューバーを使うには最初にAltキーを押します。その結果、MyEditでは『ファイル(F)トップメニュー』と聞こえます。
メニューバーの上は、『ファイル(F)』や『編集(E)』等のトップメニューが横に並んでいます。右矢印キーまたは左矢印キーを押して確認してください。
トップメニューでは下矢印キーまたは上矢印キーを押すと、それらのメニュー項目が表示されます。
MyEditの『ファイル(F)トップメニュー』で下矢印キーを押すと、『新規作成(N) Ctrl+N 新しい文書を作成します』と聞こえます。下矢印キーを何度か押すと、最後が『終了(X) MyEditを終了します』と聞こえて、次は先頭に戻ります。
メニュー操作を中止して前に戻る場合はEscキーを押します。数回押して最後に『メニュークローズ』と聞こえたら編集領域に戻ります。
編集の途中で、Ctrl+Nキーや、Alt+Fキーを押すと、Altキーから順を追って操作する手順が、1回の操作で実行できます。1回の操作で近道をするのでショートカットするキーと言います。
それではMyEditを終了します。下記は手順Aから手順Cまで書いてありますが、今回は手順Bで終了してください。
手順A
①
Altキーを押すと『ファイル(F)トップメニュー』と聞こえます。
②
下矢印キーを押すと、ファイルメニューが開き『新規作成(N) Ctrl+N 新しい文章を作成します』と聞こえます。途中で声質が変わるのは追加の説明で、画面表示されておりません。
③
下矢印キーを10回ほど押すと『終了(X) MyEditを終了します』と聞こえます。
④
Enterキーを押すとMyEditが終了します。
手順B
①
Alt+Fキーを押すと、ファイルメニューが開き『新規作成 なになに』と聞こえます。手順Aの①②を近道します。
②
Xキーを押すとMyEditが終了します。手順Aの③④を近道します。
手順C
Alt+F4キーを押すとMyEditが終了します。
単純な作業はショートカットキーやメニューバーを使って操作できますが、複雑な作業はダイアログボックスを使います。ダイアログボックスは会話の箱です。
例えば、MyEditでファイルを保存する場合は、ファイル名と、保存先のフォルダ名を指定します。
MyEditに対して「名前を付けて保存」を指示命令すると、MyEditはダイアログボックスを表示して「場所と名前は?」のように聞いて来ます。
MyEditに対して「上書き保存」を指示命令すると、保存場所と名前はわかっているので、ダイアログボックスは表示されないで「上書き保存」されます。
ダイアログボックスの操作方法は、次の課題4で詳しく説明します。
日記の文章を新規作成して日記ファイルに名前をつけて保存します。
MyEdit を起動してください。
今日の日付と天候を入力してください。
今回はここでファイルを保存します。
①
Altキーを押します。
②
下矢印キーを数回押して『名前を付けて保存 なになに』と聞こえたら、Enterキーを押すと「名前を付けて保存」のダイアログボックスが表示されます。
③
ダイアログボックスが表示されたら、Tabキーを押して項目名と内容を確認してください。Tabキーを6回押すと項目を一巡します。
リンクフォルダは「ドキュメント」となっています。保存ファイル名は「無題1」となっています。ファイル名を「日記」に変更して保存すると、ドキュメントフォルダに日記ファイルが保存されます。
④
ここでは保存しないで編集に戻ります。Escキーを押して『パス』と聞こえて、行番号と列番号が聞こえたら、編集領域に戻っています。
ここからはファイルを保存しないでMyEditを終了したらどうなるかを確認します。
①
Altキーを押します。
②
上矢印キーを2回押すと『終了(X) MyEditを終了します』と聞こえます。
③
Enterキーを押すと、警告が読み上げられます。聞き逃した場合は、Ctrl+Alt+Rキーを押すと直前の音声ガイドが再読み上げされます。
<解説>
文章を入力してないときはそのまま終了しますが、今回は文章を入力しているので、終了する前にファイルを保存するか聞いてきます。
MyEditが次の指令を出してほしいときはメッセージボックスを表示します。
メッセージボックスには確認メッセージや警告メッセージとともに、はい、いいえ、キャンセル、等の確認ボタンが表示されます。これらの確認に答えてください。
④
Tabキーまたは右矢印キーを押すたびに、3つの選択肢が読み上げられます。
『キャンセル』と聞こえたときに、Enterキーを押したら編集に戻ります。
『いいえ』でEnterキーを押すか、Nキーを押したら保存しないで終了します。
『はい』でEnterキーを押すか、Yキーを押したら次に進みます。
Yキーを押して次に進んでください。
⑤
「名前を付けて保存」のダイアログボックスが表示されます。
Tabキーを押して項目を移動し、項目名とその内容を聞いてください。Tabキーを6回押すと、項目を一巡します。Shift+Tabキーを押すと逆方向に移動します。
⑥
保存ファイル名が「無題1」となっているので「日記」に変更してEnterキーを押します。
ドキュメントフォルダに日記ファイルが保存されて、MyEditが終了します。
<解説>
ここまでの内容はエクセルやワードでも同じ動きをします。メール文書を入力し、保存も送信もしないで終了すると、同じように下書きとして保存しますかと聞いてきます。メール文書の場合はマイドキュメントではなく、メールソフト専用の下書きフォルダに保存されます。メールの受信ボックスや送信済みボックスもメールソフト専用のフォルダです。
課題4で作成した日記ファイルを開き、今日の日記を追加します。
MyEdit を起動してください。
課題4で保存した日記ファイルを開きます。
①
Altキーを押します。
②
下矢印キーを数回押して『開く(O) Ctrl+O』と聞こえたら、Enterキーを押すと「開く」のダイアログボックスが表示されます。
③
Tabキーを押して項目を移動し、項目名とその内容を聞いてください。Tabキーを6回押すと、項目を一巡します。Shift+Tabキーを押すと逆方向に移動します。
⑥
読み込みファイル名が空白になっているので「日記」に変更してEnterキーを押します。
または、Tabキーを押すと『一覧』と聞こえるので、下矢印キーを数回押して『日記.txt』と聞こえたらEnterキーを押します。
日記ファイルの内容が読み込まれて、編集領域に表示されます。
編集領域は前回終了時の状態になっています。全文読みで確認しましょう。
①
Ctrl+Homeキーを押して、文書の先頭に移動します。
②
Alt+F10キーを押して、全文読みをします。
前回の日記の最後に続けて、今回の日記を追加して上書き保存をします。
①
Altキーを押して右矢印キーを押すと『編集(E)』と聞こえます。下矢印キーを十数回押して『日付の挿入(Y)』と聞こえます。右矢印キーを押したら日付の入力ができます。上下矢印キーを押して西暦か和暦を選択し、最後にEnterキーを押します。
『日付の挿入(Y)』の下には『時刻の挿入(M)』もあります。
これで今日の日付が挿入できたので、天候を書いて改行します。
②
Altキーを押して、下矢印キーを数回押して『上書き保存(S) Ctrl+S』と聞こえたらEnterキーを押します。
またはCtrl+Sキーを押して上書き保存します。
このように、編集途中に適宜上書き保存します。
③
日付と天候の行に続けて、日記本文を追加で入力しましょう。
④
メニューに移動してMyEditを終了します。
確認のメッセージが聞こえるので、EnterキーまたはYキーを押すと、日記ファイルが上書き保存されてMyEditが終了します。
ここからは目次です。すべてのページの最下部にあります。どのページにいても、Hキーを数回押すと『目次・見出しレベル1』と聞こえます。必ずしも、トップページに戻ってくる必要はありません。
パソコン初心者が Windows と PC-Talker を使用するときの基本操作を説明します。
ここからのリンクはこのページにかぶさって表示されます。
リンク先のページでは『ページの最後です』と聴こえたらそのページの最後です。
上矢印キーを押して上の行に戻るか、Homeキーを押してページの先頭に戻ってください。
また、リンク先では Altキーを押しながら左矢印キーを押すと、一画面ずつ戻ってきます。ここからはAltキーを押しながら左矢印キーを押す操作を[Alt+左矢印]キーを押すと書きます。
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このホームページはタイトルが「超入門・音声パソコン」ですが、応用編ではもう少し詳しく説明します。
今後の学習の進め方や、ショートカットキーについて説明します。
ここからのリンクは、このページにかぶさって表示されます。
リンク先では [Alt+左矢印]キーを押したら、ここに戻ってきます。
マイクロソフトのホームページからキーボードショートカットの説明ページを説明します。上記でHomeキーを押したらページの先頭に戻る、また[Alt+左矢印]キーを押したらこのページに戻る、を説明しました。ここからは[Ctrl+W]キーや[Ctrl+Tab]キーが出てきます。これらをショートカットキーといいます。
ここからのリンクは、新しいタブが開いてマイクロソフトのホームページが表示されます。
リンク先では[Ctrl+W]キーを押したら、タブが閉じてこのページに戻ってきます。
または[Ctrl+Tab]キーを押したら、タブを閉じないで他のタブに移動することができます。
Windows のキーボード ショートカット
Microsoft Edge のキーボード ショートカット
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ナレーターはWindows に標準装備されているスクリーンリーダーです。
ここからのリンクは、新しいタブが開いて表示されます。
リンク先では[Ctrl+W]キーを押したら、タブが閉じてこのページに戻ってきます。
または[Ctrl+Tab]キーを押したら、タブを閉じないで他のタブに移動することができます。
アクセシビリティ対応の Windows キーボード ショートカット
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ここからのリンクは、新しいタブが開いて表示されます。
リンク先では[Ctrl+W]キーを押したら、タブが閉じてこのページに戻ってきます。
または[Ctrl+Tab]キーを押したら、タブを閉じないで他のタブに移動することができます。
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外出する機会がめっきり少なくなった今日明日。ネットにつながっておしゃべりしたり、学習や問題解決の支援を受けたり、そのような新しい日常が実践できるツールを紹介します。
このアプリは大勢がネットでつながり会議やおしゃべりができます。
Windows10 に標準装備されています。
このアプリはデスクトップ画面を共有して遠隔操作ができます。自分のパソコン画面やスマホ画面を支援する人に見てもらい、遠隔操作で問題解決が受けられます。またオンライン学習やおしゃべりもできます。
このアプリはデスクトップ画面を共有して遠隔操作ができます。Windows10以降に標準装備されています。
Team Viewerやクイックアシストは通話ができません。iPhoneがあれば、電話の代わりにFaceTimeで通話ができます。通話ができればSkype等の通話アプリでも構いません。
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パソコンをシャットダウンする場合は、その前に起動中のアプリを確認して、すべてのアプリを終了する必要があります。PC-Talkerを使用中の手順です。
[Ctrl+Alt+B]キーを押すと、起動中のアプリ数がわかります。アプリ数がゼロであればシャットダウンが可能です。ゼロでない場合はゼロになるまで、下記を繰り返します。
複数のアプリを起動中はその中の一つがアクティブで、そのアプリだけが操作できます。[Ctrl+Alt+1]キーを押すと、アクティブなアプリ名が読み上げられます。
[Alt+Tab]キーを押すと、他のアプリをアクティブにすることができます。[Alt+Tab]キーを押す操作は[Alt]キーは押したままで[Tab]キーをポンと押します。するとアプリ名が読み上げられます。[Alt]キーは押したままでこの操作を繰り返すと、起動中のアプリ名が読み上げられます。手を離したらそのアプリがアクティブになります。そのアプリを終了させます。
[Ctrl+Alt+1]キーを押すと、アクティブなアプリ名が読み上げられます。アプリ名を確認して終了します。[Ctrl+Alt+B]キーを押して、起動中のアプリ数がゼロになったら、パソコンをシャットダウンします。
[Alt+Tab]キーを押す操作は複数アプリを起動中によく使います。
目次はここまでです。ここから下には行かないでください。